開院祝いのお花を贈る際のマナーについて
新しいクリニックや病院の開院は、地域医療への貢献と新たなスタートを祝う大切な節目です。
このおめでたい開院祝いに際し、お花はお祝いの気持ちを伝えるのに最適な贈り物。多くの人が選ばれるギフトです。
しかし、「どんなお花を選べばいいの?」「贈る際にもマナーがあるの?」「避けるべきお花はある?」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、開院祝いのお花選びから、贈る際の基本的なマナー、立て札やメッセージの書き方、さらには医療機関ならではの注意点まで、開院祝いの贈り物に役立つ情報を解説していきます。
ぜひ開院祝いを贈る際に参考にしてみてくださいね。
開院祝いの基本マナーとは
開院祝いにお花を贈る際に知っておきたい基本的なマナーと、特に注意すべきポイントを詳しく解説します。
安心して開院祝いが贈れるよう、具体的な例を挙げて説明しますね。
適切なプレゼントの選び方
開院祝いのお花を選ぶ際は、以下の点を考慮しましょう。
・目的: 新しいスタートを祝う気持ちと、今後の発展を願う気持ちを込めます。
・実用性: 病院やクリニックは限られたスペースしかありません。また、衛生的であるべき場所ですので、手間がかからず、場所を取らず、花粉や香りの少ないお花が好ましいとされています。
・見た目: 清潔感があり、明るい印象を与えるお花が適しています。患者さんや来院される方々に、明るく穏やかな気持ちになってもらえるようなお花や観葉植物を選びましょう。
・縁起: 「根付く」や「末永い繁栄」を意味するお花が開院祝いには好まれる傾向にあります。例えば、胡蝶蘭や観葉植物は、その縁起の良さからも人気の贈り物です。
花を届けるタイミング
開院祝いのお花を届けるタイミングは非常に重要です。
開院日前日〜開院日当日
お祝いの花は、一般的に、開院式の前日か、開院日当日の午前中に届くように手配するのがマナーです。
開院直後は内覧会などで忙しく、準備で手一杯なことも多いため、早めに贈ると喜ばれます。
事前の確認
開業直後は、受け入れ体制が整っていなかったり、飾るスペースが限られていたりすることもあります。
事前に、贈る相手にお花の受け入れが可能か、希望日時があるかなどを確認しましょう。
郵送や配送サービスを利用する場合の注意点
開院日に確実に間に合うよう、余裕を持った注文と配送日時の指定を心がけましょう。
もし分からないことがあれば、お花の窓口のフラワーコンシェルジュにお任せください。
最適なタイミングで開院祝いのお花をお贈りします。
開院祝いのメッセージの例文
お花に添えるメッセージカードは、お祝いの気持ちを伝える大切な要素です。
ぜひメッセージを添えてお祝いのギフトをお贈りください。丁寧なメッセージを添えることで、より気持ちが伝わります。
コツはシンプルで簡潔、かつ丁寧な言葉で気持ちを伝えること。長文である必要はありません。
「閉じる」「傾く」「枯れる」「倒れる」など、病院やクリニックの閉鎖や経営不振を連想させる忌み言葉は避けましょう。
・例1:「この度の御開院誠におめでとうございます。地域の皆様に愛されるクリニックとなりますよう、心よりお祈り申し上げます。」
・例2:「御開院心よりお祝い申し上げます。先生の益々のご発展とご健勝を心よりお祈りいたします。」」
・例3:「ご開院おめでとうございます。貴院の今後のご隆盛を心よりお慶び申し上げます。患者様の笑顔あふれるクリニックとなりますことを願っております。」
開院祝いにおすすめなお花
開院祝いに具体的にどのようなお花が活躍するのかを、それぞれの特徴とおすすめポイントと共に解説します。
観葉植物
観葉植物には、空気を浄化する力があり、新しいクリニックの清潔な雰囲気を更にクリーンにしてくれます。
お水が少なくてもゆっくりと育つタイプがおすすめです。
床から伸びあがるような背の高いタイプの観葉植物は、ある程度スペースを必要としますので事前に伺っておくとよいでしょう。
また、「根付く」という縁起の良い意味合いがあり、長期的に飾れるのが魅力です。
胡蝶蘭
幸せを舞い込む蝶々の姿が、清々しい胡蝶蘭。その上品なたたずまいがクリニックの品格を上げてくれます。
個人経営の専門家医クリニックでしたら、ミディ胡蝶蘭など少し小ぶりなタイプが良いでしょう。小さな棚の上や、カウンターにも置けるので、場所に困りません。
規模の大きい総合病院でしたら、大輪の胡蝶蘭がぴったりです。
また、「幸福が飛んでくる」という花言葉も、新たな門出にぴったりであることから、多くの方に選ばれています。
プリザーブドフラワー
生花のような美しさを保ちながら、水やりの手間が一切不要で、長期保存が可能なプリザーブドフラワー。いろんな場所に飾ってもらえるのがポイントです。
壁掛けタイプなどは、殺風景な壁面を華やかに演出してくれます。
クリニックの受付や待合室など、幅の狭いカウンターに置けるアレンジメントタイプもおすすめです。色合いは明るいパステルカラーや、白グリーンなど清潔感のあるものが相応しいです。
プリザーブドフラワーは湿度が高すぎても低すぎても良くありませんので、病院・クリニックはベストな環境と言えるでしょう。
お祝いフラワーアレンジメント
手軽に贈れて華やかなフラワーアレンジメントも開院祝いにおすすめです。
用途やシーンに合わせて花の種類や色の組み合わせを自由に選べ、器に入っているためすぐに飾れる手軽さがあります。
花粉や香りの少ない花を選ぶことが必須です。花持ちは鉢植えに劣るため、長期的な贈り物ではないことを理解して贈りましょう。
避けるべきお花
開院祝いに贈るべきではないお花はどんなものがあるのでしょうか?
詳しくみていきましょう。
赤色の花: 「火事」「赤字」「血」を連想させるため、開院祝いではタブーです。赤色のお花は避けましょう。
香りが強い花(ユリ、カサブランカなど): 患者さんやスタッフにアレルギー症状を引き起こしたり、体調不良の原因になったりする可能性があるため、避けた方が無難でしょう。
手入れが大変な鉢植え(土を使うものなど): 胡蝶蘭や観葉植物以外の鉢植えで土を使うものは、衛生的な観点や、相手の負担になる可能性があるため避けた方が無難です。
花持ちが極端に悪い花: アレンジメントや花束でも、すぐに枯れてしまう花は、贈られた側に手間をかけさせてしまうため避けましょう。
小児科の場合
小さいお子様の手に触れてしまえそうな、背の低い観葉植物は避けた方が良いでしょう。
また、開院時はとかく混み合ってしまうもの。大きすぎるスタンド花なども、院内に設置する場合は通路をふさいでしまい、お勧めできません。
贈る場合は、子供にも親しみやすい、明るく優しい色合いのお花が好ましいでしょう。キャラクターなどをモチーフにした花も喜ばれることがあります。
皮膚科の場合
アレルギーに敏感な患者様がいらっしゃることが想定できます。
プリザーブドフラワーや、アーティフィシャルフラワーなど、アレルギーフリーの素材のお花でお祝いをしましょう。
お花のアレルギーをお持ちの方も極まれにいらっしゃいます。
名札、立て札の文例
開院祝いにお花を贈る際に不可欠な名札(立て札)と、メッセージカードの具体的な文例を解説いたします。
名札(立て札)の基本ルール
立て札は、誰からの贈り物かを明確に伝え、お祝いの気持ちを示す大切なものです。
立て札に書くこと
上部には「祝 御開院」「御開院御祝」「祝 御開設」など、お祝いの文言を記載します。
下部には贈り主の名前(会社名、役職、個人名など)を記載します。連名の場合は地位順や五十音順に並べます。
・相手の名前: 贈る相手のクリニック名や先生の名前は、立て札には記載しないのが一般的です。メッセージカードに記載するようにしましょう。
・文字: 文字は大きく、はっきりと読みやすい書体を選ぶことが重要です。
「お花の窓口」ではこれらのマナーを踏まえた立て札の無料作成サービスを行っておりますので、安心してご注文いただけます。
ぜひご相談くださいませ。
お花の窓口 「開院祝い」おすすめフラワーギフト
ユッカ
「青年の木」とも呼ばれるユッカは、力強く上へ伸びる姿から「成長」「発展」の象徴とされます。
生命力が強く、管理も比較的簡単なので、開院祝いにぴったりです。
新しいクリニックの成長と発展を願う気持ちが伝わります。
ドラセナ
「幸福の木」として知られるドラセナは、新しい門出に幸福をもたらす縁起の良い観葉植物です。
モダンな雰囲気で、クリニックのインテリアとしても映え、来院される方々にも安らぎを与えてくれるでしょう。
パキラ
「発財樹」とも呼ばれるパキラは、金運や仕事運アップの花言葉を持ちます。丈夫で育てやすく、鮮やかな緑が空間に安らぎと活気を与えます。クリニックの繁栄を願う贈り物として最適です。
これらの観葉植物は、花粉や香りの心配がなく、長く楽しんでもらえるため、医療機関への贈り物として非常に喜ばれます。
ぜひ、私たちお花の窓口の開院祝い特設ページで、最適なフラワーギフトを見つけてください。
開院祝いでよくある質問と回答
開院祝いのお花選びで迷いがちなポイントについて、よくある質問とその回答をまとめました。
どのようなものが無難?
最も無難な開院祝いのお花は、白い胡蝶蘭や観葉植物(ユッカ、ドラセナ、パキラなど)です。
これらのギフトは、花持ちが良く、花粉や香りが少ないため医療機関に最適。
また、「根付く」という縁起の良い意味合いがあり、清潔感があって飾る場所を選びにくい点も無難とされる理由です。
開院祝いの相場はいくら?
開院祝いのお花の相場は、贈る相手との関係性や、贈る側の立場によって異なります。
・個人で贈る場合: 1万円~3万円程度の胡蝶蘭や観葉植物が一般的です。
・友人・知人一同、同僚一同など連名で贈る場合: 3万円~5万円程度のお花が相場です。
・企業や団体として贈る場合: 3万円~5万円、あるいは5万円以上の豪華なお花を贈ることもあります。
相場はあくまで目安であり、無理のない予算で、心からのお祝いの気持ちを込めることが最も大切です。
トラブルを避けるための注意点は?
開院祝いでトラブルを避けるために、以下の点に注意しましょう。
・贈るタイミングの事前確認: 開院式の前日〜当日午前中が理想です。事前にお花の受け入れが可能か、希望日時があるかなどをクリニックに確認しましょう。
・タブーのお花を避ける: 花粉や香りの強い花、赤色の花など、医療機関にふさわしくないお花は絶対に避けましょう。
・名札(立て札)の正確な記載: 贈り主の名前やお祝いの文言に誤りがないか、事前にしっかりと確認しましょう。
・メッセージカードの忌み言葉: 不吉な意味合いを持つ忌み言葉を使用しないように注意が必要です。
・直接持ち込みの可否: 葬儀社やクリニックによっては、外部からのお花の直接持ち込みを制限している場合があります。事前に確認し、基本的には配送サービスを利用することをおすすめします。
まとめ
開院祝いのお花は、新しい門出を迎える方への心からの祝福と、今後の発展を願う気持ちを形にする贈り物です。
適切なお花を選び、マナーに沿って贈ることで、その気持ちがより深く伝わります。
この記事でご紹介した、開院祝いのお花選びのポイント、基本的なマナー、避けるべきお花、おすすめ商品、そしてよくある質問とその回答を参考に、ぜひ自信を持って開院祝いのお花を贈ってください。
「お花の窓口」では豊富な種類のお花をご用意しております。
また、マナーに沿って開院祝いをお贈りできるよう、立て札の無料サービスも行っております。
開院祝いのシーンを彩る最高のお花を、ぜひお花の窓口でお探しください!
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