移転祝いのお花の
贈り方は？

取引先や関係企業が移転をする際には、お祝いとしてお花や観葉植物をお贈りするのが一つのビジネスマナーとなっています。
しかし、移転祝いの花の贈り方についてよく知らないという人も多く、誰かに聞けないままでいる方も少なくありません。
今回は「どのタイミングで贈れば良いか？」や「どんなものを贈れば良いか？」など、
移転祝いのお花の贈り方について、詳しく解説していこうと思います。

移転祝いを贈るタイミングは？

移転祝いを贈るのは、正式に移転案内を受け取ってから
ご移転のお知らせを頂いたら、移転の日程のおよそ10日くらい前にお電話にてお祝いの意を伝えつつ、再度ご移転の日程を確認しましょう。
工事の関係などで遅れることも多々あります。
移転当日のお受取りが可能であれば当日にお贈りしてください。
早くお届けしてしまうことで、先様がそのお祝いと一緒に引っ越し（移転）することになるのは避けたいですね。
因みに多少遅れてお贈りすることになっても失礼にあたりませんのでご安心ください。移転後1か月以内が目安になります。

移転案内に移転日が未定の場合
移転日が未定の場合は、ホームページ等で移転日が公表されていないかを確認した後、先様へ伺ってみましょう。
お受け取りのスタッフ様がいらっしゃらないと困りますので、必ず伺ってください。
また、移転後の新しい電話番号はその当日まで繋がらないケースがほとんどです。移転元の現在のご連絡先も、確実にお届けする為に必要になります。ご担当者様のお名前も忘れずに控えておきましょう。

移転祝いが不要になる場合

業務縮小による移転
移転祝いの中には、事業縮小による場合もまれにあります。
事前に情報をしっかりと掴み、「お祝い」に相応しいかを確認しましょう。

お相手がお祝い物の受け取りを辞退している場合
稀なケースですが、上場企業様にはお祝いの受け取りを辞退している場合があります。
必ず電話やHPなどで確認をしてからお祝いを贈るようにしましょう。

移転祝いにおすすめのフラワーギフト

定番の「胡蝶蘭」
お届け先様の業種に関わらず、新しいオフィスの形態やデザイン等が分からない場合は胡蝶蘭がおすすめです。
見栄えの良さと華やかさは、全国どこへ届けても安心な胡蝶蘭がもつ特権ですね。おすすめは3万円もしくは5万円の白色です。

大きなオフィスにおすすめ「観葉植物」
より長く楽しめて、エントランス、通路、受付の横、会議室など、様々な場所に置くことのできる観葉植物は、もらってうれしいギフトの一つですね。最近ではオフィスにグリーンを設置するのを前提にデザインされているリニューアルオープンも多く見受けられます。
観葉植物の中でも160CM～180CM位でしたら、高さの問題もなく見栄えよく置いてもらえます。
2万円から3万円くらいの鉢カバー付がおすすめです。

小さなスペースにおすすめ「フラワーアレンジメント」
日あたりがあまりないお店やこじんまりとしたお店には、大きすぎないフラワーアレンジメントが良いでしょう。
予算は1万円～2万円くらいで、持ちの良いお花で華やかにご用意するのがおすすめです。
アレンジメントに付けるお名札カードはあまり大きくなりすぎない方がオシャレですね。

移転祝いの相場

一般的には2万円から3万円位が目安でしょう。
オフィスの大きさ、ロケーションなどサイズ感を重視して贈られると良いでしょう。

移転祝いに添えるメッセージ

「胡蝶蘭」や「観葉植物」なら立て札
「祝移転」「移転御祝」などの冠文字が一般的です。
シンプルに「祝」「御祝」でも良いでしょう。新社屋でこれからますますの発展を祈願して、華やかで上品なラッピングを付けてお贈りしましょう。

「アレンジメント」ならメッセージカード
「新オフィスでの新たな門出に、心よりお祝い申し上げます」
「この度は新工場ご開設、誠におめでとうございます。貴社益々のご繁栄をお祈り申し上げます」
など、新しい出発をお祝いするメッセージをお付けしてもよいでしょう。